ジンバブエ研修活動報告⑨Solidar Med訪問、グレートジンバブエ遺跡
2024/3/11
この日の午前中はSolidar Medというマシンゴを中心に活動する保健団体を訪問しました。Mazoeというフルーツジュースでおもてなしを受けた後、地元メディアも来ている中、お互いの団体説明をしました。Solidar Medの活動の軸は大きく3つに分かれていました。
- Adolescent Health Programme
- Oral programme (歯についてのプロジェクト)
- Non-communicable diseases(非感染症のプロジェクト)
その後、Youth advisor boardsの方がお話してくださいました。同年代の学生がメインでした。特に薬物使用の問題には注力していて、ドラッグが体に良くないことを知りながら、経済的な理由や人間関係から巻き込まれる人たちへの対応が難しいとのことでした。最後に彼らの夢を聞いてみたところ、すごく真面目に取り組んでいることがわかり、自分たちの国を真剣に考えていることが伝わってきました。
その後は、坂を上っていきマシンゴ郊外のMutirikwi湖のダムの畔にやって来ました。ここはローデシア時代に完成したダム湖で、下流の広い範囲に生活用水を届けているそうです。
その後グレートジンバブエ遺跡に向かいました。世界史の教科書に必ず登場する遺跡を目の前にして研修代表は大興奮でした。もっとも、歴史好きの研修代表がグレートジンバブエ遺跡を見たかったからというのも今回の研修先がジンバブエになった理由の一つです。
グレートエンクロージャーは想像していたよりもかなり大きな遺跡でした。近くで見ると石積みの様子も場所や高さによって異なり、時代が下るごとに文明が発展していった様子を見ることができました。
その後は丘を上ってヒルコンプレックスという王が暮らしていた遺跡に向かいました。ジンバブエの国旗にも描かれている鳥の形になっている巨石もあり、圧巻でした。
時間が押していたために急いで丘をくだることになったのですが、下る途中に丘から見た夕日は絶景でした!