ジンバブエ研修活動報告② 在ジンバブエ日本大使館/Danhiko Project訪問
2024/3/4
在ジンバブエ日本大使館を訪問しました。前日のご飯のせい(?)と思われる腹痛により3人ほど欠席という早くもアフリカの洗礼を受ける自体となりました。持ち込み物などの検査を終えた後、山中大使をはじめとする5名の職員の方々からジンバブエの現在の政治状況や治安、教育課題などの説明をしていただいた後、メンバーからの質疑応答に答えていただきました。
メンバーの興味分野の情報を深堀できただけではなく、これから続く渡航でも気を付けるべき点などを教えていただき、とても有意義な時間となりました。特に、ジンバブエは女性の社会進出という面では日本よりも進んでおり、社会全体で子育てをするという雰囲気があるといったお話がジンバブエの人々の温かみを感じられるようであり、印象に残りました。
午後にはDanhiko Projectというジンバブエ国内の障害者支援を目的とする組織が運営するダニコ・セカンダリースクールを訪れました。メンバーのうち、代表の3人が理事長からお話を受け、ジンバブエ国内では道路が未舗装の場所が多いため、車いすでの通行が難しいこと、一方で学内に宿舎があり、通学が難しい学生も学校に通えていることを知りました。その後、授業風景を見せてもらった場面では、子供たちがのびのびと発言する姿や身体障害のない子がある子を手助けする様子も見られました。最後に教室を出ると、下校する子供たちにあっという間に囲まれ、一緒に写真を取ったり、それぞれの生活について質問しあったりし、アフリカと障害を考える貴重な経験となりました。