ジンバブエ研修活動報告⑥UNFPA訪問/学生会議
2024/3/8
この日の午前中はUNFPA(国連人口基金)を訪問しました。UNFPAでは、保健部門を中心に様々な活動を行っているとのことでした。紹介してくださった中からいくつか例を挙げます。
- HIVの検査や治療へのアクセスを上げる
- サイクロンなどの災害や難民、あらゆる緊急事態への支援
- 日本政府や企業とも共同で事業を行なっている
- 若い人々の就業支援
ジンバブエ本部でお話を伺った後には、UNFPAが実際に協力しているNational Family Planning Council へ向かいました。会議室でパンと紅茶をいただきながら、病院での活動についてもお話を伺いました。
- インフォメーションをあたえることが必要であり、田舎の地域では地元のコミュニティーリーダーが強い情報源なため、コミュニティーリーダーを教育することを意識している
- 若者を対象として職のトレーニングのようなイノベーション活動も行っている
- 人工中絶は時期によらず、ジンバブエでは犯罪となっている
その後は実際のクリニックにも訪れました。前日のJICAで医療協力について聞いた際に伺った、医療現場での整理整頓の大切さについても意識しながら見学しました。
午後はジンバブエ大学で学生会議を行いました。キャンパス内の日陰のベンチでリラックスした雰囲気でお互いの文化交流などを行うことができました。ジンバブエ大学工学部の学生とともに、けん玉や折り紙を教えたり、ジンバブエ大学の学生のンビラの演奏を聞いたりしました。写真撮影のあとには連絡先も交換し、これからも交流を続けていくことができそうです。